くろたいつの独り言

映画の感想や吹奏楽・マーチングなどについて、雑多に書いていきます。よろしくお願いします(・ω・)ノ

【動画配信】大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部 第49回グリーンコンサート

本日は淀工吹奏楽部のグリーンコンサートをライブ配信にて視聴。

元々ライブ配信で聴くのにあまり気が進まなかったのだが、少しでもクラブを応援できればと思いチケットぴあで購入。

昨年のグリーンコンサート以降、コンサートを聴きに行く機会が全くなかったので約1年ぶりである。

開演前に動画のURLを開くと、パンフレットを読めるようになっている。

コロナ対策のために検温チェックやビニールシートを立てるなど、今年一年の活動が分かる内容だった。あと今年の本番演奏の少なさが改めて分かった。

開演時間になり、生徒さんはマスクを、丸谷先生はマウスシールドをつけて入場。
今日まで知らなかったんだけど、楽器用のマスク?があるみたいで、皆楽器にとりつけていた。

最初は4公演の予定が、感染拡大によってどんどん縮小されてゆき、最終的には無観客(客席には生徒のみ)で、また生徒が20時までに帰宅するという条件の元、実施できる事になったそうだ。

あと、司会の田頭さんは今年も健在だった。

前置き長くなっちゃったけどそろそろ演奏について書かなければ。

【花は咲く】
意外な選曲だ。淀工がやるの初めて聴いたかもしれない。画面越しでも音圧が伝わってきて、淀工の演奏を思い出した気がする。

【ジュピリー序曲】
これは久しぶりに聴いたかな。低音が心地よい。
ここまでは2年生の演奏。

カーペンターズフォーエバー】
ここから3年生の演奏。お馴染みの曲だ。
先生の曲紹介は暗誦できるくらい何度も聞いている。

【ジャパニーズグラフィティ】
1970年代のヒット曲メドレー。個人的に好きな曲目だから嬉しい。

次は1年生のステージ。
練習時間の限られたなか、時間の短いマーチをたくさん練習してきたそう。今日はそのなかでもスーザの曲をやってくれるらしい。

【キングコットン】
コンサートで初めて聴いたかも。1年生だけでも普通に上手い。

【ディズニーメドレー】
毎年お馴染みの曲。指揮は出向井先生。
ペンライトも何故か健在。部屋は暗くせずに普通に聴きました

作曲家スーザとスーザフォンの紹介もあった。
マーチングで観たかった楽器だ。

思えば、今の1年生って2004、5年生まれだから、「笑ってコラえて」に淀工が出演した年に生まれた子たちが今ステージにいるってことか、とぼんやり思った。時の流れは恐ろしい。

また今年は楽器紹介、OB演奏はなかった。

休憩を挟み、再び2、3年生の演奏に入る。

【雷神】
スーザのマーチ。軽快なテンポでのれる。

リンカンシャーの花束】
吹奏楽オリジナル曲。当初はアイーダ凱旋曲の予定だったが、客席でバンダ演奏する必要があるため変更したそう。
コラールを聴いてる時、ついマーチングのことを思い出してしまった(今年は大会やれるといいね)。

【故郷】
ウサギが美味しい方のふるさと。これもお馴染み。
人工掲示板も相変わらず活躍している。

ザ・ヒットパレード
田頭DJの独特なshoutで開始。

曲はパラダイス銀河、ホップステップジャンプ、幸せなら手を叩こう、明日があるさ
無観客など関係なく、楽しませてくれる。

最後はやはり「乾杯」。
前例のない、様々な制約のなかで1年間頑張ってきた生徒さん達に、特に捧げたい言葉だと感じた。

丸谷先生の言葉で印象的だったのが
「今年はコンクールもマーチングも中止になってしまったけれど、我々は誰かと競うために音楽をやっている訳ではない。活動の原点を見直す1年になった。」という言葉。

世の中にはコンクールを活動の中心としているクラブもあるかもしれない。そういったクラブにとっては特に考えさせられる状況に今あると感じる。

アンコールは、スーザ作曲「星条旗よ永遠なれ」。
途中でピッコロ隊12人が華を添える。
先生がアンコールの曲終了まで指揮しているのは珍しい。

【おわりに】
演奏を聴いて改めて感じたことは、

・淀工の演奏はいつ何度聞いても良い

・動画配信も案外悪くない
→通信的には何の問題もなかった

・次こそは生演奏を聴きたい

の3点かな。

まだまだ先行きが不透明な状況ではあるけど、自分のできる範囲で吹奏楽を応援できたら良いと思いました。

関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。